先週は、ちょっと忙しい1週間でした。それでも、好きな本は読めます(笑)今回は、高田郁さんの花だよりを読みました。
高田郁著「花だより」
実は、この本は、高田郁さんの「みをつくし料理帖」のシリーズの一つで、番外編です。映画で「みをつくし料理帖」をやっていた時には、まったく興味がなかったのですが、その後、ブックオフでたまたま手にした「八朔の雪」を読み、その人情話にほろりとし、全巻集めて一気読みしようと、ブックオフを回っては集めていたものです。
でも、全巻集める前に、我慢できずに…番外編だから読んでも良いねぇと勝手に理由をつけて読んでしまいました(笑)
澪さんが結婚し、大阪に戻った後のストーリーです。登場人物の個性が豊かで、しかも悪人がいないことが、この本を読んで温かい気持ちになる要因かなと思います。
こうした時代物は、時代考証も必要なので、書く作家さんは大変だろうなぁと思います。
今に時代があまりに殺伐としてので、江戸の人情噺にほろりとします。夫が妻を思い、妻が夫を慕い、江戸の人々が澪を心配し、澪はお世話になった人々を気に掛ける。そんな日々の中で起きる日常の出来事が、これほど鮮やかに描けるのは、作家さんの力量と性格なのでしょうね^^
澪が江戸で生活していたときに、関りになった人たちの生活も垣間見えます。それぞれの登場人物に、肉がついた感じで、より深みが増したように思います。これから読むシリーズも、「こんな偉そうなこの人も、実は愛妻家なんだよねぇ(笑)」といった感じで読めそうです。
番外編、読んでよかったかもしれません。
そして、昨日、ブックオフで手に入れた本たち。
向こう側が、みをつくし料理帖全巻です。読むぞーーーーーー!!!!
先週の出来事あれこれ
土曜日の朝は、曇りながらも散歩ができました。
ブタクサが、すっかり黄色くなって・・・どんどん増えるばかりです。
土手一面に咲くイヌタデ。犬の名が付く草は、どこにでも生えるという意味をもつそうですよ(笑)タデは、食べられない草につけられている言葉です。
面白いことに、イヌタデの花言葉は「お役にたちたいです」ですってww
いつのまにか、我が家の郵便ポストの根元に生えたイモカタバミ。根が芋のように太くて・・・外来帰化植物だそうです。
そして今日は、昨日から続く雨の隙間を塗ってトイレ散歩。途中で雨に降られて、濡れてしまいました。
そのせいか、今、くしゃみが止まりませんww 我が家のまるは、長いものが怖いのです。たぶん、野良くんだった時に、誰かに棒のようなもので追い立てられたか殴られたか・・・
だから、普段の散歩は私もカッパです。傘は決して持ちません。今朝は、雨が止んだ隙間を狙ってカッパも着なかったのですが、隙間はほんのわずかしかありませんでした(;^_^A
妹がピーポー君のお世話に
水曜日の夜、テレビでは相棒が始まろうかという時間に、突然妹から電話。出てみると、相手は救急隊の方でした。
妹さんを赤十字病院に搬送したので、お姉さんも来てください。ということ。この時間じゃ、すでにどっぷり飲んでるしぃ~(-_-;) 仕方なく夫に運転をお願いしました。
到着して受付に行くと、なんか支離滅裂なことを言われて(◎_◎;) お姉さんの家で具合が悪くなったんですか?とか、健康保険証を持ってきてくれましたか?とか。。
呼ばれて来ただけなので、まったく内容が分からないのですがと言ったところ、あら!そうですかってww 横の連絡が全くないのねぇ(笑)
しばらくして、看護師さんに呼ばれ、妹のところへ。そして、ドクターの説明を受けました。
どうやら、昼間、家の周りに生えている雑草を食べたそうなんです。その中に毒草があったらしく、食べてから外で片づけをしている間に、身体がしびれたようになり身動きがとれず、そのまま倒れたそうです。
そして、どんだけ吐くんだというほど吐き続け、次第に空が暗くなり雨も降りだし・・それでも動けずに、このまま死ぬのかなと思ったそうです。
吐いたことで毒は排出されたようで、やっと動けるようになったのが夜になってから。雨に濡れたこともあり、低体温症を引き起こし、吐き続けた結果、脱水にもなってしまい、震えが止まらず苦しくて、救急車を呼んだそうです。
携帯を家の中に置いたままだったこと、よく知らない草を食べたことが今回の致命傷でした。まったく何をやってるんだ!と、叱ってやりました。
で、金曜日。せっかくの指定休日だし、晴れだし・・・どこかに行きたかったけど、妹が退院するというので、お迎え。
その後、例の「空き家ゆずってください」のチラシを、あちこちにお願いして回りました。
今日はこれから映画を観にいきます。くしゃみが止まってくれるといいのだけど・・