前回読んだジェフェリー・ディーヴァーの魔術師には、少しだけガッカリしましたが、今回のは文句なく大好きな展開でした。
1月12日にやっと図書館に本を返却し、その足で借りてきた今井敏さんの去就は、大好きな隠蔽操作のシリーズ6です。
ジェフェリー・ディーヴァー著「ソウル・コレクター」
ジェフェリー・ディーヴァーといえば、ボーン・コレクターが有名で、デンゼル・ワシントンが主役で映画化もされました。
コレクター・・・収集という単語が好きなんでしょうか^^
今回は、最後まで犯人が分からず、とっても巧妙なストーリー展開でした。「おまえかよ!」って、突っ込みたくなりましたよww
人が買い物をした履歴や、勤務先、住所、家族構成など、ありとあらゆるデータを持つ会社の従業員と思われる犯人。
犯人は、鉄壁の守りで持ち出されないはずのデータを使って、人を殺し、戦利品をコレクションしていくのです。
こんな世界って、嫌だなぁと思うのですが、実際、私たちもネット通販やググるときなど、ブラウザを使っている関係で、嗜好パターンなどは読み取られているのですよね。
だから、おすすめの商品的な広告が表示されたり、一度検索した商品がいつまでも表示されたりします。データ社会の怖いところで、なんやかんや言っても、プライバシーなんて無いのかもしれません。
今井敏著「去就」
この隠蔽操作のシリーズは、去年、飯坂温泉に行くころにハマって読んでいました。
ohitorisama-onsen.hatenablog.com
この時は電車の旅だったので、1泊2日で3冊読みました。古本屋で買ったものだけでは足りずに、書店で新しいシリーズ5.5を購入して読みました(笑)
図書館にシリーズが揃っていたので、また続きを借りてきたいと思います。
合理的で真っすぐな警察官のストーリーです。本来であれば、ぜひこうであってほしいと思える内容なので、読んでいてとっても痛快です。
沢山本を読んだり、籠網をしたりする時間も、もうすぐ無くなるんだなぁ・・・寂しい(´;ω;`)ウゥゥ