本を読めるのも、あとわずかかなぁ・・会社の3勤4休も、今月20日で終了になりそうです。そうは言っても、出かけることも多いので、なかなか読めませんでしたが(;^_^A
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和田はつ子著「旅うなぎ」
日本橋の一膳飯屋「塩梅屋」を舞台に繰り広げられる、人情とチョッとした捕物とといったシリーズものです。この本には、4編が収録されているというオムニバス形式です。
塩梅屋の元主人が残した看板娘、おき玖には、今は行方が分からなくなってしまった幼馴染の男の子がいます。思い出は、甘酸っぱい雰囲気を伴って語られているので、もしかしたら淡い初恋の相手だったのかもしれません。
その幼馴染とバッタリ出会ったおき玖。あれよあれよという間に、嫁入りの話まですすみ・・・・しかし。。
まぁ、色々切ないですよね(;^_^A
今野敏著「特殊防諜班シリーズ」
この前、貴志祐介さんの本が面白い!と思って、違うものを図書館から借りたのですが・・・チョッと私とは周波数が違うかなぁと(;^_^A
で、いつもの今野敏さんに戻りました(⌒∇⌒)
全7冊のシリーズものみたいです。あと4冊を探さないと(;^_^A
シリーズの根底にあるのは、日本人が中国や韓国の影響を受ける前は、古代ユダヤ人が大く住み、言葉も古代ユダヤ語が使われいたのではないかという説です。
日本ではただの苗字だったり地名だったりする言葉の中に、ヘブライ語(古代ユダヤ語)ならきちんとした意味を持っ言葉が、実際に3000個以上発見されていること。
日本の神社の神官が来ている服が、3000年前のユダヤの神官が身に着けていたものとそっくりなばかりではなく、神社の構造や榊、玉串なども、古代ユダヤと同じだという内容が書かれていました。
これを「日ユ同祖論」といいます。
この日ユ同祖論を根底にストーリーが展開されていきます。リアルな日常と、チョッとオカルトチックな内容を組み合わせた小説ですが、そのエンターテインメント性はとても広大です。
今野氏自身が空手家でもあるため、肉弾戦の内容はかなり緻密で、力強く、スピィーディーです。もちろん、警察物のシリーズも好きですが、ほとんどの小説にハズレがないのはスゴイと思います。