ガツガツ生きる!シニアの記録【起業を目指す編】

2023年12月21日・タイトルを変更しました。昨日付けで会社を退職。でも、これからも私らしく清貧とは遠いところで、ガツガツと生きて行こうと思います。

読了!宮城谷昌光著「三国志 第八巻」

【画像無し】

 

図書館に戻す日を過ぎていたので、慌てて返してしまったため、画像はありません。もっとも、ハードカバーなので、見た目は全部同じですが(;^_^A

 

第八巻では、曹操が亡くなり曹丕の時代となります。そして、劉備もなくなって、諸葛孔明が実権を握ります。

 

曹丕は、皇帝の器ではなく、凡庸の一言に尽きる人物という印象です。三国志に終止符を打つはずの、司馬懿もところどころしか登場しません。それも、実体がなく、○○を上表したとかいう程度ww

 

返す返すも思うのは、自分の父親を虐殺された恨みで、荊州で大量殺りくをしてしまった曹操が、どちらかというと悪者的な印象を持っていましたが、そうではないということを改めて知りました。

 

たぶん、中国人の劉備好きに操られていたのかもしれません。

 

曹操こそ、天の時、地の時、人の時を知り、さらに人を適材適所で使用することにかけては、天才的だったのだと思います。

 

曹丕が凡庸に映ってしまうのは、そのせいかもしれませんが・・・あれだけの父親を超えることはできませんものね。。気の毒と言えば気の毒だったかと(⌒∇⌒)

 

劉備も皇帝を名乗ったものの、思い切った戦いもできず、逃げ足の速さだけは天下一品という様を、年齢を重ねたのちも変わらずだったようです。

 

なぜ、彼を慕って人が集まったのか・・・自分だけ逃げること、それも、家臣も家族も全部置いたままというだけの人なのに、なぜなんでしょうか?劉備の側から見ると、また違った面が見えてくるのかもしれませんね。

 

今、第九巻を読み始めています。早くも曹丕が亡くなりました。目まぐるしく変遷する魏。これからやっと司馬懿がでてくるのかもしれませんね。