【画像無し】
図書館に戻す日を過ぎていたので、慌てて返してしまったため、画像はありません。もっとも、ハードカバーなので、見た目は全部同じですが(;^_^A
第八巻では、曹操が亡くなり曹丕の時代となります。そして、劉備もなくなって、諸葛孔明が実権を握ります。
曹丕は、皇帝の器ではなく、凡庸の一言に尽きる人物という印象です。三国志に終止符を打つはずの、司馬懿もところどころしか登場しません。それも、実体がなく、○○を上表したとかいう程度ww
返す返すも思うのは、自分の父親を虐殺された恨みで、荊州で大量殺りくをしてしまった曹操が、どちらかというと悪者的な印象を持っていましたが、そうではないということを改めて知りました。
たぶん、中国人の劉備好きに操られていたのかもしれません。
曹操こそ、天の時、地の時、人の時を知り、さらに人を適材適所で使用することにかけては、天才的だったのだと思います。
曹丕が凡庸に映ってしまうのは、そのせいかもしれませんが・・・あれだけの父親を超えることはできませんものね。。気の毒と言えば気の毒だったかと(⌒∇⌒)
劉備も皇帝を名乗ったものの、思い切った戦いもできず、逃げ足の速さだけは天下一品という様を、年齢を重ねたのちも変わらずだったようです。
なぜ、彼を慕って人が集まったのか・・・自分だけ逃げること、それも、家臣も家族も全部置いたままというだけの人なのに、なぜなんでしょうか?劉備の側から見ると、また違った面が見えてくるのかもしれませんね。
今、第九巻を読み始めています。早くも曹丕が亡くなりました。目まぐるしく変遷する魏。これからやっと司馬懿がでてくるのかもしれませんね。