ガツガツ生きる!シニアの記録【起業を目指す編】

2023年12月21日・タイトルを変更しました。昨日付けで会社を退職。でも、これからも私らしく清貧とは遠いところで、ガツガツと生きて行こうと思います。

2021年の中秋の名月は8年ぶりの満月!十五夜=満月ではなく、十五夜=中秋の名月でもない話

今日は中秋の名月です。地域によっては、きれいな満月を楽しむことができたかと思います。

 

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画像は、昨日の夜、まるとの散歩から帰った時に、我が家の玄関先で撮ったお月様です。

 

 

中秋の名月が満月になったのが8年ぶりってどういうこと?

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中秋の名月は、秋の満月の日だと思っている人もいるかもしれません。中秋の名月とは、文字通り、秋の真ん中の15日に出る月のことです。

 

太陰暦で、秋は8月9月10月でした。秋の真ん中の月、9月の真ん中の日が中秋です。月自体が満月かどうかは、そもそも関係ないのです。

 

太陰暦では、毎月の1日は、新月の日と決まっていました。そこから数えて15日目は、おおむね満月に近い月が昇ることに間違いはありません。

 

ただ、月の形は、太陽と地球、月の位置で決まるものです。月の軌道は、地球を中心に丸く回っているわけではなく、太陽にやや引っ張られる形で、楕円形の軌道を持っています。

 

そのため、15日に必ず満月になるというわけではなく、時間的なずれが生じます。このずれを修復するために、太陰暦を使っていた時代は、12月が2度ある年があり、閏12月といっていました。

 

という理由で、今年の中秋の名月は、8年ぶりに満月になったというわけです。つまり、十五夜=満月と考えるのは早計ですから、覚えておいてくださいね^^

 

十五夜中秋の名月を指す言葉ではない

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太陰暦の時代、十五夜は毎月ありました。それぞれの月の15日に昇る月は、全て十五夜です。中秋の名月を指して、十五夜といっているわけではありません。

 

地方によっては、お月見団子が12個だったり13個だったりするところがあるそうです。それは、その年に昇る十五夜の月の数から来ているといわれています。

 

12個の場合は、1月から12月まで、昇る月は12個なので、月見団子は12個。閏12月がある年は、十五夜に昇る月は13個あるので、それを表しているということです。

 

と、今日は中秋の名月に関するウンチクを語ってみました(笑)