ガツガツ生きる!シニアの記録【起業を目指す編】

2023年12月21日・タイトルを変更しました。昨日付けで会社を退職。でも、これからも私らしく清貧とは遠いところで、ガツガツと生きて行こうと思います。

読了! 北方謙三著三国志「三の巻 玄戈の星」「四の巻 列肆の星」

とうの昔に読み終わっていたのですが、最近はブログを書く時間が取れません(^▽^;)なので、今頃のアップとなりましたww

 

 

北方謙三三国志「三の巻 玄戈の星」

そもそも、玄戈の星(げんかのほし)の玄戈とは?

 

古代中国天文学では、天球天の北極を中心に3つの天区に分けた「三垣(さんえん)」の1つ「紫微垣(しびえん)」の中にある星官の「玄戈[2] (Xuange) 」とされた。玄戈とは、天軍の武器の一つであるのことで、「玄」は「天」と同じ意味である

と、Wikipediaにありました。

 

三巻は、呂布の生き様を色濃く描いているため、呂布が持っていたとされる方天戟にかけて、鉾がタイトルになったのかしら?

 

ただ、方天戟は、呂布の時代にはなかったはずなので、文中に記された方天戟がどういうものなのか・・・まぁ、作者の想像かもしれないけど(⌒∇⌒)

 

戦うためにのみ生まれてきたかのような呂布を、曹操がようやく撃破!まだまだ強敵との戦が続く中、曹操の頭痛もひどくなっていく様子がうかがえます。

 

この時代を生きていたいかと言われたら・・・武将としてならイエス。庶民ならノーかな(;´・ω・) 労働力だけではなく、命さえも差し出さなければいけない時代。いつの世も、庶民は辛いものです( ´艸`)

 

北方謙三三国志「四の巻 列肆の星」

またしても列肆の星(れっしの星)とは?

 

列も連なるだし、肆も連なるという意味があるそうです。袁紹の三十万という大軍勢と戦う曹操。朝廷内でも、帝をそそのかし、曹操を倒そうとする造反者たちの大きな連なり。

 

当時、一番の兵力を誇っていた袁紹と激突した官渡の戦いを主軸に描かれる第四巻。そして、曹操の動物的ともいえる直感で、この戦いを制したのです。

 

中国の大平原を埋め尽くす人・人・人・・・確かに列肆と言えるのかもしれません。

 

四巻を読み終えて、まだ袁紹との決着が付かないという・・・私は七巻までしか持っていないんだがと調べてみたら、どうやら十三巻まであるらしい。また探してこなきゃ(^▽^;)