宮城谷昌光さんの三国志を完読したので、次は北方謙三さんの三国志を読み始めました。北方謙三さんの三国志は、余計な解説を含まず、着々と進んでいくので、映画を観ているようで読みやすいです(⌒∇⌒)
後漢王朝末期の霊帝の時代。群雄が割拠してくる様が描かれています。誰に重きを置くという形ではなく、曹操・孫堅・劉備・董卓・呂布などや、それを取り巻く人々が描かれていました。
宮城谷昌光さんの三国志との違いは、劉備を優れた武将として表している点かなと思います。もちろん、この後出てくる赤壁の戦いなどに、劉備が関わっていないのは知っています。しかし、初期の劉備は、少ない数の騎馬隊を見事に操り、関羽や張飛の働きもあって、その功績は目を見張るものだったと描かれています。
北方謙三さんの三国志は、この後どう展開されていくのでしょうか?既に二の巻も読み始めています。袁紹の部下だった荀彧が、袁紹を見限り曹操に下りました。これから、この知将の活躍もあって、曹操が大きくなってくるはずです。
ある程度のストーリーを知っているからこそのワクワク感、たまりませんね(笑)