ガツガツ生きる!シニアの記録【起業を目指す編】

2023年12月21日・タイトルを変更しました。昨日付けで会社を退職。でも、これからも私らしく清貧とは遠いところで、ガツガツと生きて行こうと思います。

読了!宮城谷昌光著「三国志第九巻」&東野圭吾著「ダイイング・アイ」

読了!宮城谷昌光著「三国志第九巻」

やっと司馬懿が前面に登場です。ただし、主役は曹操の孫、曹丕の子である曹叡です。彼は、若くして皇帝となったわけですが、父の曹丕よりも優れた支配者だったようです。

 

何度も北伐を繰り返す諸葛孔明との戦いがメインで描かれる第九巻。それにしても、諸葛孔明とは、映画で見るような切れ者といった印象から少し外れることにびっくりしました。

 

確かに頭脳明晰なのかもしれませんが、そもそも戦を知らず、出るときと引く時をわきまえていなかったようです。徐々に戦にも慣れて、指揮系統の、乱れも少なくはなってきますが、結果的に名将という器ではなかったように書かれています。

 

映画で作られるイメージって、怖いものですよね(;^_^A 劉備諸葛孔明が好きな中国人とそれを作った映画に騙されました(笑)

 

宮城谷昌光さんの三国志が全て正しいかというと、決してそうではないのでしょう。でも、彼は調べられることは徹底的に調べています。

 

史書と事実の間に、多少の祖語はあったとしても、それほど大きな違いはないだろうと思いながら、私は彼の作品を楽しんでいます。

 

読了!東野圭吾著「ダイイング・アイ」

ダイイング・アイとは、被害者が死ぬ直前に加害者に強烈に残した目の印象とでもいう意味でしょうか(ただし、本書の場合です)実際は、死んでいく目といった意味になるかと思います。

 

現実的に見れば、加害者が被害者を過失で殺してしまったことに罪の意識を大きく感じ、それによって自己暗示にかかってしまったような・・・自我を壊してしまったような・・・被害者が加害者に憑依したかのような。。

 

東野さんの本は、落としどころが秀逸ですよね。ただの読者の私が偉そうですがww

 

そこなの!? この人が犯人!? えっ!こういう展開!?と、何度でも突っ込みたくなるストーリーなので、途中で読むことを中断するタイミングが見つかりません( ´艸`)

 

ドラマ化されたり、映画になったりすることも多い東野さんですが、2019年にこれもWOWOWで実写化されているようです。

 

主演が三浦春馬くん・・・これって。。