ガツガツ生きる!シニアの記録【起業を目指す編】

2023年12月21日・タイトルを変更しました。昨日付けで会社を退職。でも、これからも私らしく清貧とは遠いところで、ガツガツと生きて行こうと思います。

読了!宮城谷昌光著「三国志十一巻」

宮城谷昌光著「三国志十一巻」を完読しました。あぁ・・もう残すところ12巻のみ。曹操のおじいさんにあたる時代から始まったこの物語も、もう直ぐ終わるんだと思うと寂しく感じますね(;^_^A

 

この本は、アトムが亡くなる直前から読み始め、あの子が亡くなる前夜は、アトムの目の前に座ってこの本を読みながら、時々お喋りをしていた感慨深い本でもあります。

 

ohitorisama-onsen.hatenablog.com

 

さて、感想を少し(⌒∇⌒)

 

曹叡が亡くなり、太子の補佐についた曹爽と司馬懿。人の良い曹爽は、周りの家臣たちにたぶらかされて、自分の能力を過信し、政治が危うくなってきます。

 

大博という地位に追いやられ、実権を奪われた形の司馬懿が立ち上がります。曹爽らを誅滅し、政治の立て直しを図ります。

 

一方、呉や蜀も国力が衰えはじめ、それぞれが迷走を始める様子が描かれています。

 

一時代を築いた英雄たちが姿を消し、その子や孫の時代になってくると、よほどの補佐役や規律がない限り、国の存続は難しいものだと言うことを、三国志の十一巻では物語っているように思います。

 

魏は、司馬懿もなくなり、その子司馬師の時代へ。ここでも、クーデターが画策されるのですが、とりあえずは大事になるまえにそれを抑える司馬師

 

この後、司馬師の弟・司馬昭中央政府に召喚されるのが十二巻。しかし、晋が建つまでには、司馬炎までの時間が必要なはず。駆け足で語られるのだろうか。。

 

司馬師司馬昭の単独の物語も読んでみたいところです(⌒∇⌒)